ここでは、Red Hat Linux9のインストールについて解説していきます。当ページでは、LINUX初心者を対象とした説明を行っていきます。はじめは何がなんだかわけがわからないかもしれませんが、それでも構わないと思います。特にディスクパーティションの設定は、初めての方にとっては非常にわかりづらいものです。各パーティションにどのくらいの容量をさけばいいのかは、用途や規模(企業用なのか、個人用なのか)、ディストリビューション、あるいはHDDの容量(デュアルブートをしたり等)によっても変わってくるため、頭を悩ますところです。Linux
のパーティションの分け方はこうであるべきだ!、といった法則性はないので、最終的には個人が実際にサーバーを運営していく上での最適な設定が見つけられればよろしいかと思います。そのためにも、とりあえずはインストールをしてLinux
の扉を開いてみてください。その先にはきっと明るい未来が待っているはずです(ほんとか!?)。おそらく初心者であればあるほどこのインストール画面は何度も繰り返しみることになることでしょう。その理由は自ずとわかると思います。それでは、能書きはこのぐらいにして、実際に解説に移ります。
■13.ブートローダの設定を行います。ブートローダには、LILOとGRUBがあり、「ブートローダを変更」で変更することができます。デフォルトはGRUBです。LILOは将来的には、ブートローダとして外れる予定なので特別な理由がない限りはGRUBを選択するようにしてください。また、Windowsとのデュアルブート構成の場合は、Red
Hat Linux の下に「DOS」と表示され、どちらをデフォルトで起動するOSにするかを選択することができ、表示されるラベルの名前も変更できます。
■26.システム欄の「管理ツール」では、Red Hat 社によって用意されたGUI の設定ツール群が含まれています。「システムツール」は、「詳細」をクリックして好みに応じて必要なものだけチェックを入れてください。結構、役にたつネットワークツールが含まれています。Linux
をプリントサーバーとして使用するのでなければ、「印刷サポート」は必要ありません。