ファイルの中身を確認するには、cat コマンドを使用します。そのファイルの中身が一画面に収まりきれない場合、通常は、パイプ「|
」を用いて more コマンドを実行します。パイプとは、標準出力を別のコマンドなどの標準入力として渡します。わかりやすく言えば、コマンドとコマンドを繋げるためのもので、ここでは、cat
コマンドと more コマンドを繋げています。
$ cat file1 | more
パイプラインで繋げるのが面倒くさい場合は、直接、more コマンドを使用した方が便利です。なお、下にスクロールする際の挙動が異なるだけで、ほぼ同様の
less コマンドも使用する事ができます。