まず、ターミナルで vi test と入力するとtest という名前で新規ファイルが作成されます。この時、test
というファイルがカレントディレクトリ(現在いるディレクトリ)に存在しなくても構いません。仮に、test
というファイルがあった場合は、既存のテキストファイルを開いて編集することができます。
vi 起動時は、コマンドモードになっているため、キーボードをタイプしても何も入力できないようになっています。コマンドモードから入力モードに変更するには、i
、もしくは、a を入力します。i をタイプ後、何か文字を入力してみてください(以下図参照)。文字を入力したら、入力モードからコマンドモードに戻ります。戻るためには、「ESC」キーをタイプします。
■vi の終了
vi を終了させるにはコマンドモードに戻ってから実行します。現在、編集したファイルを保存せずに強制的に終了させるには、「ESC」→「:」→「q
」→「 ! 」→「ENTER」と順番にタイプしてください。なお、ここでのESCはコマンドモードに戻るために入力しているので実際には、「:q!」で強制終了します。保存して終了させるには、「:wq!」もしくは「Z」→「Z」、単に保存するだけでvi
を終了させたくない場合は、「:w」と入力します。