Linux セキュリティの初歩として不必要なサービスを停止させておくというのはもはや鉄則です。上位にファイアーウォールやルータがあるからといって安心しきってばかりもいられません。内部のサーバーに侵入され、乗っ取られれば踏み台として悪用される危険性だってあります。また、不要なサービスを停止させておくことでサーバーのリソースを無駄に消費することなく、他のサービスに有効に活用することができます。その他、サーバーの再起動も劇的に早くなります。不要なサービスを停止させることは得をすることがあっても、損をすることは決してないので各サービスの役割をきちんと理解した上で不要なサービスは極力停止させておくようにしましょう。なお、ここで紹介したものがサービスの全てではなく、Linuxインストール時にどのパッケージをインストールしたかによってもデフォルトで起動するサービスの種類も変わってきます。あくまで参考程度にとどめてください。
Starting nmap V. 3.00 ( www.insecure.org/nmap/
)
Interesting ports on ns1.kororo.jp (127.0.0.1):
(The 1589 ports scanned but not shown below
are in state: closed)
Port State Service
21/tcp open ftp
22/tcp open ssh
23/tcp open telnet
25/tcp open smtp
53/tcp open domain
110/tcp open pop-3
111/tcp open sunrpc
953/tcp open rndc
3128/tcp open squid-http
3306/tcp open mysql
5432/tcp open postgres
8080/tcp open http-proxy